アイデア具現化における第6段階(部品の選定)

  • 2009/01/25(日) 18:16:19

【6.部品の選定】

前回迄の試作における機能毎の確認により、各機能に必要なスペックが見えてくる。つぎはその達成の為に材料や部品の選定だ。
従来の流用で行ける機能部品は、分解しやすいものや、他の部品と組み合わせしやすいものを選定する。この試作は全体の大きさや実装のまとまりに部品選定の重きをおかず、発明品全体としての動作確認が確実にできることを優先させよう。
「すいすいドルフィン」の場合は、本体の計測の部分は市販のストップウォッチを流用して、姿勢スイッチとの接続部に専用回路を開発して追加した。

【試作と部品選定には技術的な検討が重要】



”すいすいドルフィン”の動作確認用試作品。

姿勢スイッチの試作では、先の機能実験で揺れに対する信号処理が必要なことがわかったので、その負担を軽くする為に材料の選定をした。スイッチの材料である金属粒子の電気抵抗が重要であるが、金属材料の資料を調べていくと、同じ金属でも接触圧により電気抵抗が大きく違うことがわかる。
姿勢スイッチには低い接触圧で電気抵抗が小さい必要があり、この材料の選定をした。またこの接触抵抗を維持するには不活性ガスの封入が有効であることもわかった。

ここの例でいいたいのは、試作と部品選定には技術的な検討が重要であるということ、その検討には色々な文献も調べる努力が必要ということである。ただ研究者になるのではないので、殆どが普通に調べればできる範囲ではある。


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アイデア具現化における第5段階(試作)

  • 2009/01/05(月) 00:43:59

新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。

今回は「アイデアを具現化する9段階」の第5段階です。

【5.試作での実証確認を!機能毎の実験・検証】

第4段階までの問題がクリアできたらいよいよ試作だ。但しいきなり完成品を作ることはない。機能ごとに実験をするのだ。従来の技術の流用で行けるものと、発明のポイントとなる新機能の部分を明確にする。そしてこの新機能の部分が、目標とする機能を得られるか確認するのである。最初は市販のものを色々組み合わせて探りを入れる。動作の確認で大きな問題がないかの確認である。ここで個々の材料や組み合わせの精度をあげていけば、上手く行くであろうかの感触を得ることが出きる。

私の発明品の「すいすいドルフィン(別称は万泳計であり、プールでの泳いだ距離や消費カロリーを自動的に計測するもので、歩数計の水泳版といえる。)」の例でいうと、この商品の機能の心臓部は姿勢スイッチである。
水着の腰のところに装着して使用するが、泳いでいるときの腰の揺れや、クロールや背泳といった姿勢の違いによっても、泳いでいる状態を検出できる必要がある。

最初はこの姿勢スイッチのみを手作りして、検出結果を発光ダイオードのオン・オフで確認した。揺れを与えると時々誤検出するのであるが、最終的にオン・オフの信号波形を見ると、電気的な信号処理で解決できそうなレベルであり、簡単な信号処理でこの効果は確認できデータも色々取れた。
そして次回は部品の選定となる。


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