続・アイデアをつくる第2段階

  • 2008/09/21(日) 19:27:19

【アイデアは自由にどんどん出す】
アイデア発想に出来る出来ないは二の次である。あったら便利なもの楽しいものを自由に考えて見る。考えながらワクワクする状態がいっぱいあるのが良い。常識や固定観念にとらわれず、思いのままアイデアを噴出させよう!
アイデアが出たらそれらの問題点を冷静に考えてみよう。これには数日間を空けたほうが良い。ワクワクして見えたアイデアも間を置いて冷静になると、あたり前のものや、コストアップになってしまうもの、技術的に実現が困難なものが見えてくる。
それらの課題についても解決のアイデアを色々考えよう。悶々としたカオスの状態を作るのである。そうアイデアを出しては課題が現れ、その解決のアイデアを出しては別の課題が現れるのである。ここは悩みが大切な時でもある。

【無意識の第3段階(発明の孵化)】


第3段階は問題を忘れ無意識の状態に心を移す番である。リラックスした状態を作るように心がける。コンサートや映画に出かけたり、公園を散歩したり、フィットネスに出かけたりと、自分に合ったゆとりの時間を持とう!
これは素晴らしい!難しいことをする必要がないのである。ただ楽しくゆったりした時間を持ち、心を空にすれば良いのだ!
後は第4段階を待つのみである。

アイデア発想プロセスの事例

  • 2008/09/08(月) 00:06:13

【新素材の用途開発】
まず第1段階として新素材の情報を収集しよう。展示会に参加してユニークな機能を持った材料のカタログを集める。材料そのものでなくても既に応用商品の中にも面白い機能の材料や部品が使われていたりする。アンテナの感度を上げて探索しよう!
新聞や雑誌にも注目だ!業界紙には新素材特集や展示会情報さらに用途開発のアイデア募集などもあり見逃せない。

【アイデアは同時多発的に生まれる】

新素材紹介セミナーもある。これらの多くには、同時に用途開発のアイデア募集があることが多い。そこではサンプルも提供されることが多い為、具体的試作検証を進める時には便利である。
特許の公開資料を見ていると、同じ頃に同じような特許が出願されているのを良く見かける。新素材が生まれた情報により、多くの人が用途開発を考える為、このような出願が増える感じである。このような用途開発は特に時間との勝負といえそうだ。

【アイデアを作る第2段階】

今まで「アイデアを作る5段階説」について各プロセスの説明と、新素材の用途開発について、その具体例を第1段階に当てはめてみた。
第2段階としては、集めた資料を関連性をもとに分類してみる。カタログをファイル毎に分類するのでOKである。例えば粘着関連(剥がせるのり・マジックテープ等)とか発光物質(蛍光塗料・紫外線で色が変化する塗料・有機EL等)とか温度で変化する物質(示温塗料・形状記憶樹脂等)といった分類である。
これらの資料を活用して色々と用途を考えてみる。出来るだけ多く考えることが大切だ。従来のものに新素材を利用したたら複雑な機構が単純化できないかとか、電源を必要としていたものが新素材で電源不要として実現できないかとか、あるいはまったく新しい視点での用途を考えてみる。ここは試行錯誤を繰り返すことが重要である。

アイデアを生む仕組み

  • 2008/09/01(月) 00:53:21

【アイデアをつくるにはプロセスがある】
アイデアを作り出すには5段階のステップがある。アメリカ最大の広告代理店・トムプソン社の常任最高顧問であったジェームス・W・ヤングの説である。このアイデアを生むプロセスは、脳科学者や心理学者など多くの人により同様の説明がされている。

【アイデアを作る5段階】

(アイデアのつくり方・TBSブリタニカより)

第1段階:資料を収集する。

     (当面の課題の為の資料と一般的知識を得るための資料)

第2段階:集めた資料を咀嚼する。

     (心の中で資料に手を加える。)

第3段階:孵化段階

     (問題を忘れ、問題を無意識の心に移す。)

第4段階:アイデアの出現

     (あるとき不意にアイデアが浮かんでくる。)

第5段階:アイデアを具体化する。

     (生まれたアイデアを現実の世界に持ってくる。)

各段階には関連性があり、前段階が完了しないと次の段階に進んではいけない。この内容を見ると課題がハッキリしている案件について、解決策を見出すのに有効な手段といえる。
よく発明家にどのような時にアイデアが生まれたかを聞くと、トイレやお風呂や就寝前とか散歩の途中といった答えが得られる。リラックスした状態で脳ではアルファ波が出ている時である。このような時はアイデアが生まれやすいといわれる。
しかし毎日このような状態を経験しているにも関わらず、この状態に比例してアイデアは出ていないのではないだろうか?
そうこのリラックス状態が活かせるにはプロセスが必用ということである。試行錯誤と悩みの状態が必要ということである。

【新素材の用途開発に有効】

このアイデアを作り出す5段階説は、新素材の用途開発のアイデアを導き出すには上手く当てはまりそうだ。アイデアの種を見つけるには、新素材の活用は有効な方法といえるのである。次回からそのプロセスを具体的に説明したい。